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11万人月の努力と根性

日経ITProの

6000人が作ったシステムは必ず動く

によると

 

最盛期の開発要員6000人,開発工数11万人月,投資額2500億円,取引件数1日1億件。三菱東京UFJ銀行が「Day2」と呼ぶ,勘定系システム 一本化プロジェクトの成果物である。6000人のシステムズエンジニア(SE)が作り上げた巨大システムは,2008年5月の連休明けに必ず動くはずだ。

という大規模システムがGW明けに稼動する。
開発工数11万人月だ、11万人月!!
目が遠くなる。

6000人のSEが同時期に集まったのであって,「6000人月」ではない。開発工数は先に書いた通り,11万人月である。

なのである。
IT業界で食べている人なら分かるが、11万人月という工数は膨大なものだ。そもそもそんな巨大な開発を管理できるのか、とまず疑問に思う。
が、管理できたのだろう。連休明けにはカットオーバーらしいから。
一体どのような管理手法を用いたのか、興味シンシンである。
人が増えれば協調作業のための通信(打合せ)も増えるので、管理のミソは通信量を如何に減らせるかにあったのではなかろうか。

ちなみに記事を読むと、この11万人月にはマネージャレベルの人は含まれていないらしい。プログラマが含まれるか否かは読み取れないが、12ヶ月間の工数でさえ6000 x 12ヶ月=  7.2万人月に達する。よってプログラマを含めれば11万人月では済まないであろう。

史上まれに見る大規模システムの開発だ。
エンジニアの皆さんにはそれぞれ涙涙のドラマがあったことだろう。徹夜続きで体を壊した人、仕事が忙しくて彼氏彼女を失った人、プレッシャーに耐え切れずに鬱になった人・・・
それらの人々の犠牲の上に大規模システム開発は成り立っている。そのことを忘れずに、Day2システムの無事なカットオーバを期待する。

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